面接後、企業から、
「内定です」
「採用の方向で進めたいです」
「ぜひ入社していただきたいです」
と連絡が来ることがあります。
うれしい一方で、
「何て返信すればいい?」
「すぐ承諾しないと失礼?」
「他社の結果も待ちたいけど何て言う?」
と迷うこともあるでしょう。
そのまま承諾するなら、
「このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。ぜひ入社させていただきたく存じます」
と返信できます。
少し考えたい場合は、
「大変ありがたいお話ではございますが、回答まで少しお時間をいただくことは可能でしょうか」
と相談できます。
この記事では、内定連絡への返信を、承諾する場合、保留したい場合、他社の結果を待ちたい場合、回答期限を延ばしてほしい場合まで紹介します。
- 内定連絡が来たら何て返信する?
- そのまま内定を承諾する場合
- 「内定をお受けします」と書いてもいい?
- 電話で内定をもらったあとメールも送る?
- まだ決めきれない場合は何て返す?
- 他社の結果を待ちたい場合
- 「他社の結果を待ちたい」と正直に言っていい?
- 回答期限を延ばしてほしい場合は何て言う?
- 何日延ばしてほしいかは具体的に伝える
- 「今日中に返事がほしい」と言われた場合
- 条件を確認してから承諾したい場合
- 給与について確認したい場合
- 入社日を確認したい場合
- 現職の退職日がまだ決まっていない場合
- 承諾したあとに「よろしくお願いします」と返信されたら?
- 保留をお願いして「承知しました」と来たら?
- 回答期限を延ばしてもらえなかった場合
- 内定承諾のあとに辞退したくなったら?
- 内定連絡がメールではなく採用サイトに来た場合
- パート・アルバイトの採用連絡には何て返す?
- 電話で「内定を受けますか?」と聞かれたら何て言う?
- 「第一志望ですか?」と聞かれたら
- 「今決めてもらえれば」と言われたら?
- 「何を迷っていますか?」と聞かれた場合
- 内定連絡への返信で避けたい言い方
- 迷ったら承諾・保留をこの2つで使い分ける
- 内定連絡では「うれしいです」のあとに意思を伝える
- まとめ|内定連絡への返信は「お礼+自分の意思」をはっきり伝える
内定連絡が来たら何て返信する?
まずは、内定をもらったことへのお礼を伝えます。
基本は、
内定へのお礼+自分の意思
です。
承諾するなら、
件名:Re: 選考結果のご連絡
株式会社○○
採用ご担当者様お世話になっております。
○○ ○○です。このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変うれしく思っております。ぜひ入社させていただきたく存じます。
今後の手続き等につきまして、ご案内いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
○○ ○○
と送れます。
そのまま内定を承諾する場合
入社する意思が決まっているなら、はっきり承諾します。
基本の承諾メール
お世話になっております。
○○ ○○です。このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
ぜひ入社させていただきたく存じます。入社後は一日でも早くお力になれるよう努めてまいります。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
と送れます。
もう少し簡潔にする場合
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
内定をありがたくお受けし、入社させていただきたく存じます。
今後の手続きについて、どうぞよろしくお願いいたします。
でも十分です。
大切なのは、入社する意思が明確に伝わることです。
「内定をお受けします」と書いてもいい?
もちろん構いません。
たとえば、
「内定をありがたくお受けいたします」
と書けます。
また、
「ぜひ入社させていただきたく存じます」
でも自然です。
どちらも、承諾の意思がわかる表現です。
電話で内定をもらったあとメールも送る?
企業から電話で、
「内定です」
と伝えられることもあります。
その場で承諾した場合でも、必要に応じてメールでお礼を送ることができます。
電話後のお礼メール
件名:内定のお礼(○○ ○○)
株式会社○○
採用ご担当者様お世話になっております。
○○ ○○です。本日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
このたびのお話を大変うれしく思っております。改めまして、ぜひ入社させていただきたく存じます。
今後の手続きにつきまして、何卒よろしくお願いいたします。
と送れます。
電話で話した内容を、改めて確認する形です。
まだ決めきれない場合は何て返す?
内定はうれしいものの、
「本当にこの会社でいいのかな」
「条件をもう一度確認したい」
と迷う場合もあります。
そのときは、すぐに承諾せず、
「回答まで少しお時間をいただくことは可能でしょうか」
と相談できます。
保留をお願いする基本例文
お世話になっております。
○○ ○○です。このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話で、心より感謝しております。恐れ入りますが、入社について検討するため、回答まで少しお時間をいただくことは可能でしょうか。
○月○日までに改めてご連絡させていただけますと幸いです。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
と送れます。
「考えます」だけでなく、いつ返答するのかを伝えるとわかりやすくなります。
他社の結果を待ちたい場合
転職活動では、複数社の選考が同時に進むことがあります。
第一志望の会社の結果を待ってから決めたいこともあるでしょう。
他社選考中であることを伝える場合
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話ではございますが、現在進行中の選考結果も踏まえて慎重に検討したく、回答まで少しお時間をいただけますでしょうか。
と伝えられます。
詳しく言いたくない場合
入社について慎重に検討したく、恐れ入りますが○月○日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。
とだけ伝えても構いません。
他社の会社名まで伝える必要はありません。
「他社の結果を待ちたい」と正直に言っていい?
伝えることはできます。
ただ、
「ほかの会社の方が第一志望なので」
など、必要以上に比較する表現は避けた方がよいでしょう。
たとえば、
「現在進行中の選考があるため、その結果も踏まえて判断したく存じます」
とすれば十分です。
正直に伝える場合でも、相手を比較対象として扱うような言い方にしないようにします。
回答期限を延ばしてほしい場合は何て言う?
企業から、
「○月○日までに回答してください」
と期限を提示されることがあります。
どうしてもその日までに決められないなら、延長を相談できます。
回答期限延長の例文
このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
回答期限について○月○日までとご案内いただいておりますが、恐れ入りますが○月○日までお時間をいただくことは可能でしょうか。大変勝手なお願いで申し訳ありませんが、ご検討いただけますと幸いです。
と送れます。
理由を少し入れる場合
現在進行中の選考結果を踏まえて慎重に判断したく、恐れ入りますが回答期限についてご相談させていただければと思っております。
と伝えられます。
何日延ばしてほしいかは具体的に伝える
「もう少し待ってください」
だけでは、相手がいつまで待てばよいかわかりません。
そのため、
「○月○日まで」
と具体的に伝えます。
たとえば、
「恐れ入りますが、○月15日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか」
とすれば明確です。
「今日中に返事がほしい」と言われた場合
企業から、
「今日中に返事をください」
と言われることもあります。
その時点で決められないなら、すぐ承諾するのではなく相談します。
その日の回答が難しい場合
「内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。大変ありがたいお話ではございますが、入社について慎重に検討したく、本日中の回答が難しい状況です。恐れ入りますが、○日までお時間をいただくことは可能でしょうか」
と伝えられます。
企業側の事情もあるため、希望どおり延長できるとは限りません。
それでも、決められないなら曖昧に承諾するより相談した方がよいでしょう。
条件を確認してから承諾したい場合
内定の連絡は来たものの、
給与
勤務時間
勤務地
入社日
など、確認したいことが残っている場合があります。
その場合は、承諾前に確認できます。
条件を確認する場合
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
入社について前向きに検討しております。恐れ入りますが、正式に回答する前に、勤務条件について一点確認させていただけますでしょうか。
と伝えます。
そのあと、
「○○について、△△という認識でよろしいでしょうか」
と質問します。
給与について確認したい場合
たとえば、
「提示された給与がよくわからない」
という場合は、
「ご提示いただいた給与条件について、月額○円という認識でよろしいでしょうか」
など、具体的に確認します。
ただし、条件交渉とは別なので、まずは事実確認なのか、条件を相談したいのかを分けて伝えるとわかりやすくなります。
入社日を確認したい場合
内定連絡と一緒に、
「○月1日からお願いします」
と入社日を提示されることもあります。
問題なければ、
「入社日につきまして、○月1日で承知いたしました」
と返せます。
調整したい場合は、
「入社日について、○月1日ではなく○月15日からご相談することは可能でしょうか」
と聞けます。
入社日の調整については、今後「入社日を相談したいとき何て言う?」として別記事にもできます。
現職の退職日がまだ決まっていない場合
在職中に内定をもらい、
「入社日を聞かれたけど、まだ退職日が決まっていない」
ということもあります。
その場合は、無理に日付を約束しなくても構いません。
まだ確定していないと伝える場合
現職の退職日について現在調整中のため、入社日については確定次第改めてご相談させていただけますでしょうか。
と伝えられます。
目安だけ伝える場合
現時点では○月中旬頃の入社を想定しておりますが、現職との調整後に改めてご連絡させていただきたく存じます。
とすることもできます。
退職日がまだ決まっていないのに、
「必ず○日に入社できます」
と断定しない方がよいでしょう。
承諾したあとに「よろしくお願いします」と返信されたら?
内定承諾メールを送ると、
「ご承諾ありがとうございます。入社を楽しみにしています」
と返信が来ることがあります。
その場合は、
「ご連絡ありがとうございます。私も入社を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします」
と返せます。
やり取りが明確に完結しているなら、何往復もしなくても構いません。
保留をお願いして「承知しました」と来たら?
企業から、
「○日までお待ちします」
と返信されたら、
「ご配慮いただきありがとうございます。○月○日までに改めてご連絡いたします。何卒よろしくお願いいたします」
と返せます。
この場合は、約束した日までに必ず返答することを意識しましょう。
回答期限を延ばしてもらえなかった場合
企業から、
「申し訳ありませんが、○日までに回答してください」
と言われる場合もあります。
その場合は、その期限までに判断する必要があります。
返事としては、
「承知いたしました。○月○日までに回答いたします。ご確認いただきありがとうございます」
と伝えられます。
希望が通らなかったからといって、強く交渉を続けなければならないわけではありません。
内定承諾のあとに辞退したくなったら?
いったん承諾したものの、
「事情が変わった」
「別の会社に決めたい」
と考えることもあります。
この場合は、内定承諾の返信とは別の場面になります。
辞退すると決めたなら、できるだけ早く企業へ連絡し、
「先日は内定を承諾する旨をお伝えしたにもかかわらず、大変申し訳ありません」
としたうえで辞退を伝えることになります。
このケースは、関連記事の**「内定を辞退したいとき何て送る?」**で詳しく扱えます。
内定連絡がメールではなく採用サイトに来た場合
企業の採用サイトや求人サービス内のメッセージで連絡が来ることもあります。
その場合も内容は同じです。
承諾する場合
このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
ぜひ入社させていただきたく存じます。
今後の手続きについて、よろしくお願いいたします。
と返信できます。
使用する媒体が変わっても、
お礼+意思
が伝われば問題ありません。
パート・アルバイトの採用連絡には何て返す?
パートやアルバイトでは、
「採用です。○日から来られますか?」
と比較的簡潔な連絡が来ることもあります。
採用を受ける場合
ご連絡ありがとうございます。
採用いただき、ありがとうございます。
○月○日からの勤務で問題ありません。
よろしくお願いいたします。
と返せます。
少し考えたい場合
採用のご連絡ありがとうございます。
大変ありがたいのですが、少し検討したく、○日までお返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。
と相談できます。
電話で「内定を受けますか?」と聞かれたら何て言う?
電話でその場で返事を求められることもあります。
承諾するなら、
「ありがとうございます。ぜひ入社させていただきたいです」
と答えられます。
少し考えたいなら、
「大変ありがたいお話ですが、少し検討したく、○日までお時間をいただくことは可能でしょうか」
と伝えます。
その場で判断できないのに、
「はい、お願いします」
と反射的に答えなくても構いません。
「第一志望ですか?」と聞かれたら
内定連絡の電話などで、
「うちが第一志望ですか?」
と聞かれることがあります。
本当に第一志望なら、
「はい、第一志望として考えております」
と答えられます。
まだ迷っているなら、
「大変志望度は高いのですが、現在進行中の選考も含めて最終的に判断したいと考えております」
と返す方法があります。
無理に確約してから後で辞退するより、自分の状況を丁寧に伝える方が整理しやすいでしょう。
「今決めてもらえれば」と言われたら?
企業から、
「今日決めてもらえれば」
「今ここで承諾してもらえますか」
と強めに返事を求められることもあります。
決めているなら承諾できます。
決めていないなら、
「大変ありがたいお話ではございますが、重要な判断になりますので、少し検討する時間をいただければと思っております」
と伝えられます。
相手が急いでいるからといって、自分の意思が固まっていないのに無理に承諾する必要はありません。
「何を迷っていますか?」と聞かれた場合
保留をお願いすると、
「何か懸念点がありますか?」
と聞かれることがあります。
答えてよい内容なら、
「入社時期について現職との調整が必要なためです」
などと伝えられます。
他社選考が理由なら、
「現在進行中の選考も含めて判断したいと考えております」
と返せます。
詳しく話したくない場合は、
「今後について慎重に検討したく、お時間をいただければと思っております」
とする方法もあります。
内定連絡への返信で避けたい言い方
内定をもらってうれしくても、曖昧な返事には注意しましょう。
「ありがとうございます!」
これだけでは、
承諾なのか
まだ検討中なのか
わかりません。
承諾なら、
「ぜひ入社させていただきたいです」
まで伝えます。
「たぶん大丈夫です」
意思が曖昧です。
「内定をお受けいたします」
または、
「○日まで検討のお時間をいただきたいです」
のどちらかを明確にします。
保留したいのに「よろしくお願いします」とだけ返す
企業側が承諾と受け取る可能性があります。
迷っているなら、
「回答までお時間をいただきたい」
と明確に伝えましょう。
他社との比較を強く書く
「もっと条件のいい会社の結果待ちです」
などと書く必要はありません。
「現在進行中の選考結果も踏まえて検討したい」
で十分です。
迷ったら承諾・保留をこの2つで使い分ける
承諾する場合
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ入社させていただきたく存じます。
今後の手続きにつきまして、何卒よろしくお願いいたします。
保留する場合
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話ではございますが、入社について慎重に検討したく、○月○日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
この2つを基本にすると、返信しやすくなります。
内定連絡では「うれしいです」のあとに意思を伝える
内定をもらうと、
「ありがとうございます」
「うれしいです」
という気持ちをまず伝えたくなります。
もちろんそれで構いません。
ただ、そのあとに企業が知りたいのは、
入社するのか
まだ検討するのか
です。
そのため、
「ありがとうございます」
で終えず、
「ぜひ入社させていただきたいです」
または、
「○日まで検討のお時間をいただきたいです」
まで伝えましょう。
まとめ|内定連絡への返信は「お礼+自分の意思」をはっきり伝える
内定を承諾するなら、
「このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。ぜひ入社させていただきたく存じます」
と返信できます。
まだ迷っているなら、
「大変ありがたいお話ではございますが、○月○日まで検討のお時間をいただくことは可能でしょうか」
と相談できます。
他社の結果を待ちたい場合は、
「現在進行中の選考結果も踏まえて検討したく」
と伝える方法があります。
また、回答期限を延ばしたい場合は、
「○月○日までお時間をいただくことは可能でしょうか」
と具体的な日付を示します。
内定連絡への返信で大切なのは、丁寧な文章を長く書くことではありません。
内定への感謝と、「承諾するのか・まだ考えたいのか」を相手にわかる形で伝えることです。
承諾したら、次は入社日や必要書類など、入社前のやり取りへ進んでいきます。
関連記事
- 面接結果が来ないとき何て聞く?選考状況を確認するメール例文
- 面接後のお礼メールは何て送る?送る場合の例文と返信
- 面接を辞退したいとき何て送る?日程確定後・当日のメール例文
- 内定を辞退したいとき何て送る?メール・電話の例文(準備中)
- 入社日を変更したいとき何て言う?内定後の相談メール例文(準備中)
- 入社前に確認したいことがあるとき何て聞く?企業へのメール例文(準備中)

