転職して入社したものの、
「希望していた部署と違う」
「営業職で採用されたと思っていたのに別の仕事をしている」
「面接では○○を担当すると聞いていたのに、配属先が違った」
ということがあります。
入社直後だと、
「すぐ文句を言う人だと思われる?」
「希望部署について聞いてもいい?」
「何て言えば角が立たない?」
と迷うでしょう。
そんなときは、いきなり、
「この部署は希望していません」
と言うのではなく、
「配属について一点確認させていただきたいのですが、現在の○○部への配属は今後も継続する予定でしょうか」
と確認するところから始められます。
面接時との違いがあるなら、
「面接時には○○業務を中心に担当すると伺っていたため、今後の配属や担当業務について改めて確認させていただきたいです」
と伝えることもできます。
この記事では、入社後に配属先が希望と違ったとき、上司へ何て確認・相談すればいいかを状況別に紹介します。
- 配属先が希望と違ったときは何て言う?
- 入社直後だけ別部署で研修している可能性がある場合
- 面接で聞いていた部署と違う場合
- 「予定が変わりました」と言われたら?
- 希望していた職種そのものと違う場合
- 「まずはいろいろ経験してもらう」と言われたら
- 「しばらく今の部署でお願いします」と言われた場合
- 「希望は聞いたけど確約はしていない」と言われたら
- 「今の部署の何が嫌なの?」と聞かれたら
- 「どうしてその部署がいいの?」と聞かれたら
- 異動したいと伝えるなら何て言う?
- 入社してすぐ異動希望を言ってもいい?
- 「まず今の部署で頑張って」と言われたら?
- 「最低1年は今の部署」と言われた場合
- 「異動は今のところ考えていない」と言われた場合
- 「人手不足だから今の部署に入ってもらった」と言われた場合
- 希望部署に空きがないと言われた場合
- 「今の仕事をやってみてから考えよう」と言われた場合
- 今の部署でも経験が活かせると言われた場合
- 配属について相談する面談をお願いしたい場合
- 面談では最初に何て言う?
- 「配属に不満があるということ?」と聞かれた場合
- 「今の部署ではやる気がないの?」と言われたら?
- 「会社は希望どおりに配属できるとは限らない」と言われた場合
- 一度相談したあとも配属が変わらない場合
- 「まだ何も決まっていない」と言われたら?
- 希望と違う配属で仕事が合わないと感じ始めた場合
- 配属が違うことを理由に退職を考え始めた場合
- 「配属が嫌なら辞める?」と言われた場合
- 配属について相談するとき避けたい言い方
- 迷ったらこの言い方で確認できる
- まとめ|希望と違う配属なら、まず「今後もこの配属なのか」を確認する
配属先が希望と違ったときは何て言う?
まず確認したいのは、
今の配属が一時的なのか、それとも今後も続くのか
です。
たとえば、
「配属について一点確認させてください。現在は○○部で業務をしていますが、こちらが今後の正式な配属先という認識でよろしいでしょうか」
と聞けます。
希望していた部署が別にある場合は、
「選考時には△△部での業務を想定していたため、今後の配属について改めて確認させていただければと思っています」
と続けられます。
最初から異動要求にするのではなく、まず現在の位置づけを確認すると話しやすくなります。
入社直後だけ別部署で研修している可能性がある場合
入社直後は、正式配属とは別の部署で研修を受ける会社もあります。
その場合は、
「現在の○○部での勤務は研修期間中のみでしょうか。それとも今後もこちらで勤務する予定でしょうか」
と確認できます。
正式配属の時期も聞きたい場合
「正式な配属先が決まる時期について、現時点で予定があれば教えていただけますでしょうか」
と聞けます。
実は一時的な研修だった、という可能性もあるため、最初に確認しておきましょう。
面接で聞いていた部署と違う場合
面接時には、
「○○部への配属予定です」
と聞いていたのに、入社後は別部署だった場合があります。
そのときは、
「配属について確認させていただきたいことがあります。面接時には○○部への配属予定と伺っていたのですが、現在は△△部で勤務しているため、今後の予定について教えていただけますでしょうか」
と伝えられます。
「話が違います」と責めるより、
面接ではこう理解していた
という形で確認します。
「予定が変わりました」と言われたら?
上司から、
「会社の都合で配属が変わりました」
と言われることがあります。
その場合は、
「承知しました。今後も△△部で勤務する予定ということでしょうか」
と確認できます。
希望部署についても伝えたい場合
「ありがとうございます。私は○○部での業務を希望して入社した部分もあるため、将来的に○○部へ異動する可能性があるか伺ってもよろしいでしょうか」
と聞くことができます。
その場で否定するより、今後の可能性を確認する形です。
希望していた職種そのものと違う場合
部署名だけでなく、
「営業として入社したのに事務中心」
「企画職のはずが販売業務中心」
など、仕事そのものが違うように感じる場合があります。
そんなときは、
「担当業務について確認させてください。選考時には○○を中心に担当すると認識していたのですが、現在は△△が中心となっているため、今後の業務内容について改めて教えていただきたいです」
と伝えられます。
今だけ別業務なのか聞く場合
「現在担当している△△は入社直後のみの業務でしょうか。それとも今後も主な担当となる予定でしょうか」
と確認できます。
入社直後だけの業務なのかを聞くと、判断材料になります。
「まずはいろいろ経験してもらう」と言われたら
会社から、
「最初はいろいろな部署を経験してもらいます」
と言われることがあります。
その場合は、
「承知しました。今後○○部で業務を担当する可能性もあるという認識でよろしいでしょうか」
と聞けます。
期間の目安を確認する場合
「現在の部署での勤務は、どのくらいの期間を予定されていますでしょうか」
と聞く方法もあります。
「いずれ」と言われただけでは見通しがわからないため、聞ける範囲で目安を確認します。
「しばらく今の部署でお願いします」と言われた場合
上司から、
「しばらくは今の部署でやってください」
と言われる場合があります。
その場合は、
「承知しました。目安としてどのくらいの期間を想定されていますでしょうか」
と聞けます。
希望部署について伝えておきたいなら、
「わかりました。まずは現在の業務に取り組みます。そのうえで、将来的には○○部での業務を希望していることもお伝えしておきたいです」
と話す方法があります。
「希望は聞いたけど確約はしていない」と言われたら
会社側から、
「希望は聞いていたけど、○○部に配属すると約束したわけではない」
と言われることもあります。
その場合は、
「承知しました。私自身は○○部への配属を想定して入社していたため、認識を確認したくご相談しました」
と返せます。
さらに、
「今後○○の業務を担当する可能性があるか、現時点でわかる範囲で教えていただけますでしょうか」
と確認できます。
「言った・言わない」の話だけにせず、今後について聞きましょう。
「今の部署の何が嫌なの?」と聞かれたら
希望と違うと伝えると、
「今の部署が嫌なの?」
と聞かれる場合があります。
単に希望と違うだけなら、
「現在の部署が嫌ということではありません。ただ、○○の仕事を希望して入社したため、今後その業務を担当する可能性について確認したいと思っています」
と返せます。
仕事内容に合わなさを感じている場合
「まだ入社直後なので判断しきれてはいませんが、現在の△△業務より、これまで経験してきた○○の方が自分の経験を活かせると感じています」
と伝えることもできます。
「嫌だから移りたい」だけではなく、希望理由を話すと相談しやすくなります。
「どうしてその部署がいいの?」と聞かれたら
上司から、
「なぜ○○部を希望しているの?」
と聞かれることがあります。
その場合は、
「前職で○○の経験があり、その経験を活かせる仕事をしたいと考えて転職したためです」
と答えられます。
やりたい仕事が理由の場合
「選考時に伺った○○の業務に魅力を感じ、それを担当したいと考えて入社しました」
と伝えられます。
今の部署を否定するのではなく、希望部署を選んだ理由を伝えましょう。
異動したいと伝えるなら何て言う?
現在の配属について確認したうえで、
「やはり希望部署への異動を相談したい」
ということもあります。
その場合は、
「可能であれば、今後○○部への異動についてご相談することはできますでしょうか」
と聞けます。
希望理由も伝える場合
「前職での○○の経験を活かせることと、選考時から○○業務を希望していたため、可能であれば将来的な異動についてご相談したいです」
と伝えられます。
「すぐ変えてください」と要求するより、まず相談できるかを聞く形にできます。
入社してすぐ異動希望を言ってもいい?
入社数日で、
「異動したいです」
と言うのは気が引けるでしょう。
ただ、面接時との認識違いを確認することと、すぐ異動を要求することは別です。
まずは、
「今後の配属について確認させていただきたいです」
と聞くことができます。
その結果、今の部署が正式配属だとわかったうえで、
「将来的に○○部への異動希望を出すことは可能でしょうか」
と相談する方法があります。
「まず今の部署で頑張って」と言われたら?
上司から、
「まずは今の部署で頑張ってみて」
と言われることがあります。
自分も一定期間やってみようと思うなら、
「承知しました。まずは現在の業務を覚えたいと思います。そのうえで、今後○○部への異動について改めて相談させていただいてもよろしいでしょうか」
と返せます。
いつ再相談できるか聞きたい場合
「どのくらいの期間を目安に、改めて相談させていただくのがよいでしょうか」
と聞く方法もあります。
「頑張って」で終わらせず、今後の相談の余地があるか確認できます。
「最低1年は今の部署」と言われた場合
会社から、
「最低1年は異動できない」
と言われることもあります。
その場合は、
「承知しました。では、まず現在の部署で経験を積みながら、今後について考えたいと思います」
と返せます。
一方、その条件が自分の希望と大きく違うなら、
「ありがとうございます。自分が想定していたキャリアとの違いもあるため、一度今後について考えさせてください」
と伝えることもできます。
「異動は今のところ考えていない」と言われた場合
上司から、
「今のところ異動予定はありません」
と言われることがあります。
その場合は、
「承知しました。現時点では現在の部署での勤務が継続するという認識ですね」
と確認できます。
将来的な可能性だけ聞く場合
「将来的に希望を伝える機会はありますでしょうか」
と聞くこともできます。
可能性がないなら、それも今後を考える材料になります。
「人手不足だから今の部署に入ってもらった」と言われた場合
会社都合で、
「今はこちらの部署が人手不足だから」
と言われることがあります。
その場合は、
「承知しました。現在の人員状況による配属ということですね。今後状況が変わった場合、○○部への異動を相談することは可能でしょうか」
と聞けます。
期間を確認する場合
「現時点ではどの程度の期間を想定されていますでしょうか」
と確認することもできます。
希望部署に空きがないと言われた場合
「今は○○部に空きがありません」
と言われることもあります。
その場合は、
「承知しました。今後空きが出た場合に、異動希望を伝えることは可能でしょうか」
と聞けます。
さらに、
「その場合、どのように希望を出せばよいでしょうか」
と手順を確認する方法もあります。
「今の仕事をやってみてから考えよう」と言われた場合
上司から、
「まだ始めたばかりだから、やってみてから考えよう」
と言われることがあります。
自分も迷っているなら、
「そうですね。まずは一定期間経験してみたいと思います。そのうえで改めて相談させてください」
と返せます。
期間を決めたい場合
「では、まず○か月ほど経験してみて、その時点で改めて相談させていただいてもよろしいでしょうか」
と伝えることもできます。
今の部署でも経験が活かせると言われた場合
「今の部署でもあなたの経験は活かせるよ」
と言われる場合があります。
納得できそうなら、
「ありがとうございます。具体的にどのような業務で経験を活かせそうか教えていただけますでしょうか」
と聞けます。
それでも希望があるなら、
「まずは現在の業務に取り組みますが、将来的には○○業務も希望していることをお伝えしておきたいです」
と話せます。
配属について相談する面談をお願いしたい場合
周囲に人がいる場所では話しにくい場合は、
「配属と今後の担当業務について確認したいことがあるのですが、少しお時間いただくことは可能でしょうか」
と伝えられます。
チャットなら、
お疲れさまです。
今後の配属と担当業務について確認・相談したいことがあります。
本日または明日、10分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。
と送れます。
「話があります」だけより、配属についての相談だとわかる方が相手も準備しやすくなります。
面談では最初に何て言う?
上司との面談では、
「お時間いただきありがとうございます。配属について確認させていただきたいことがあります」
と始めます。
そのあと、
「私は選考時に○○部で△△を担当すると認識していたのですが、現在は□□部への配属となっているため、今後の予定を確認したいと思っています」
と説明できます。
自分の認識と現在の状況を並べると話が整理しやすくなります。
「配属に不満があるということ?」と聞かれた場合
上司から、
「今の配属に不満があるの?」
と聞かれることがあります。
まだ状況確認が目的なら、
「不満を伝えたいというより、入社前に想定していた配属との違いがあるため、今後の予定を確認したいと思っています」
と返せます。
異動希望がある場合
「現在の部署への不満というより、○○業務を希望して入社したため、可能であれば将来的な異動を相談したいと考えています」
と伝えることもできます。
「今の部署ではやる気がないの?」と言われたら?
希望部署の話をすると、
「じゃあ今の仕事はやる気がないの?」
と聞かれることもあります。
その場合は、
「現在の業務にもきちんと取り組みたいと考えています。そのうえで、自分の希望として○○の仕事にも関わりたいと思っています」
と返せます。
現在の仕事と今後の希望を分けて伝えましょう。
「会社は希望どおりに配属できるとは限らない」と言われた場合
上司から、
「会社だから希望どおりにならないこともある」
と言われる場合があります。
その場合は、
「承知しています。そのうえで、自分が選考時に認識していた内容との違いを確認したく、ご相談しました」
と返せます。
さらに、
「現状が今後も続く予定なのかだけ教えていただけますでしょうか」
と必要な確認へ戻せます。
一度相談したあとも配属が変わらない場合
上司へ希望を伝えたものの、
「何か月たっても何も変わらない」
ということもあります。
その場合は、
「以前、○○部への異動希望について相談させていただきましたが、その後の状況について確認させていただいてもよろしいでしょうか」
と聞けます。
予定がないと言われた場合
「承知しました。現時点では異動の予定はないという認識ですね」
と確認します。
状況がわかれば、自分が今後どうするか考えやすくなります。
「まだ何も決まっていない」と言われたら?
上司から、
「まだわからない」
と言われる場合があります。
その場合は、
「承知しました。今後状況が決まりましたら教えていただけると助かります」
と返せます。
次に確認する時期を聞く場合
「もし可能であれば、○月頃に改めて確認させていただいてもよろしいでしょうか」
と聞く方法もあります。
何度も短期間で確認するより、次のタイミングを決めておくと聞きやすくなります。
希望と違う配属で仕事が合わないと感じ始めた場合
配属先を確認した結果、
「やはりこの仕事は自分に合わないかもしれない」
と感じることもあります。
まだ退職を決めていないなら、
「配属についてお話しいただいた内容も踏まえて、今後この仕事を続けていけるか少し不安を感じています。一度改めて相談させていただきたいです」
と伝えられます。
仕事全体への違和感については、関連記事の**「入社直後に仕事が合わないと感じたとき何て相談する?」**も参考にしてください。
配属が違うことを理由に退職を考え始めた場合
希望していた仕事に今後も就けないとわかり、
「この会社を辞めようかな」
と考えることもあります。
まだ迷っているなら、
「入社前に想定していた仕事内容との違いが大きく、今後について迷っています」
と相談できます。
すでに退職すると決めたなら、
「配属や今後の業務について伺ったうえで改めて考えましたが、退職したいという結論になりました」
と次の会話へ進みます。
「配属が嫌なら辞める?」と言われた場合
希望を相談しただけなのに、
「じゃあ辞めたいの?」
と聞かれる場合があります。
まだ退職を決めていないなら、
「現時点では退職を決めているわけではありません。まず今後の配属や仕事内容について確認したいと思っています」
と返せます。
退職も選択肢に入っている場合
「今後も希望していた業務を担当する可能性がないのであれば、今後について考える必要はあると思っています。ただ、現時点ではまだ決めていません」
と伝える方法もあります。
配属について相談するとき避けたい言い方
希望と違うと、つい強い言い方になりがちです。
「この部署は嫌です」
何が問題なのか伝わりません。
「私は○○業務を希望していたため、今後その仕事を担当する可能性について確認したいです」
と伝えます。
「面接で騙されました」
まずは、
「面接時には○○と認識していました」
と、自分の認識を確認する形にします。
「今すぐ異動させてください」
最初は、
「将来的な異動について相談することは可能でしょうか」
と聞く方法があります。
現在の部署を悪く言う
「こんな部署で働きたくありません」
ではなく、
「○○の経験を活かせる仕事を希望しています」
と自分の希望を中心に伝えましょう。
迷ったらこの言い方で確認できる
配属先が希望と違い、何て言えばいいかわからない場合は、
「配属について一点確認させてください。選考時には○○部で△△を担当すると認識していたのですが、現在は□□部で勤務しているため、今後の配属について教えていただけますでしょうか」
と伝えられます。
希望部署についても話したいなら、
「私は○○業務を希望して入社したため、将来的に○○部への異動を相談することは可能でしょうか」
と続けます。
現在の部署で一定期間働くよう言われた場合は、
「承知しました。まず現在の業務に取り組みます。そのうえで、今後改めて異動について相談させていただいてもよろしいでしょうか」
と返せます。
まとめ|希望と違う配属なら、まず「今後もこの配属なのか」を確認する
入社後に配属先が希望と違った場合は、
「この部署は嫌です」
と伝える前に、
「現在の配属は今後も継続する予定でしょうか」
と確認できます。
面接時と違うなら、
「面接時には○○部で△△を担当すると認識していたため、今後の配属について改めて確認させていただきたいです」
と伝えられます。
上司から、
「まず今の部署で頑張って」
と言われた場合は、
「承知しました。そのうえで、将来的に○○部への異動について改めて相談させていただいてもよろしいでしょうか」
と返せます。
また、
「今の部署が嫌なの?」
と聞かれても、
「現在の部署が嫌ということではなく、○○の仕事を希望して入社したため、今後その業務に関われる可能性を確認したいです」
と説明できます。
配属先が想定と違うと、
「入社した会社を間違えたかも」
とすぐ考えたくなることもあります。
しかし、入社直後は、
一時的な研修なのか
正式配属なのか
今後異動する可能性があるのか
がまだわからないこともあります。
まずは自分が入社前にどう認識していたのかを整理し、
「今後どうなる予定なのか」
を確認するところから始めましょう。
その答えを聞いたうえで、現在の部署で続けるのか、異動希望を伝えるのか、今後について考えることができます。
