退職することを上司に伝えたあと、次に出てくるのが、
「いつまで働くのか」
という話です。
退職意思は伝えられても、
「退職日は自分から言っていい?」
「○月末で辞めたいと何て言えばいい?」
「上司から日付を言われるまで待つ?」
と迷うことがあります。
退職したい時期が決まっているなら、相手から日付が出るのを待つだけではなく、
「退職日についてですが、私は○月○日を希望しています。日程についてご相談させていただけますでしょうか」
と、自分の希望を伝えることができます。
ただし、実際にはそのあと、
「もう少し延ばせない?」
「後任が決まるまで待って」
「逆にもっと早くできない?」
と返されることもあります。
この記事では、退職日を上司に相談するときの最初の一言から、日程について返答されたあとの対応まで紹介します。
- 退職日は上司に何て相談する?
- 退職意思を伝えた流れで退職日も相談する場合
- 退職を伝えたあと改めて退職日を相談する場合
- 希望する退職日はどう伝える?
- 「その日は難しい」と言われたらどう返す?
- 「退職日をもっと延ばして」と言われたら
- 「後任が決まるまで待って」と言われたら
- 「もっと早く辞めて」と言われたら
- 「また後で決めよう」と言われたら
- 「会社で決めるから待って」と言われたら
- パートで退職日を店長に相談するときは何て言う?
- LINEで退職日を相談するときの例文
- 退職日と最終出社日は分けて確認する
- 退職日を相談するときに避けたい言い方
- 希望日を伝えたあと何度も交渉されたら
- 退職日が決まったら何て確認する?
- 退職日が決まったあとは「残りの勤務」の話へ進む
- まとめ|退職日は会社の返事を待つだけでなく、自分の希望も伝える
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退職日は上司に何て相談する?
退職したい時期が決まっているなら、希望日を具体的に伝えると話を進めやすくなります。
基本的には、
「退職日についてですが、○月○日を希望しています。日程についてご相談させてください」
と伝えれば十分です。
月末を希望しているなら、
「退職日は○月末を希望しています」
でも構いません。
大切なのは、
「いつがいいですか?」とすべて会社任せにするのではなく、自分の希望も伝えること
です。
そのうえで、勤務先の状況も含めて日程を確認していきます。
退職意思を伝えた流れで退職日も相談する場合
退職を初めて伝える面談で、そのまま日程について話すこともあります。
その場合は、退職意思を伝えたあとに希望日を続けます。
希望日が決まっている場合
たとえば、
「今後について考えた結果、退職したいと思っています。退職日は○月31日を希望していますので、日程についてご相談させていただければと思います」
と伝えられます。
退職意思と希望日を一度に伝える形です。
まだ日にちまでは決めていない場合
具体的な日付までは決めていなくても、
「○月末頃の退職を考えています。具体的な日程についてご相談できればと思っています」
と伝えることができます。
まったく希望を持たずに話すより、
いつ頃までに辞めたいのか
を自分の中で整理してから相談すると話が進みやすくなります。
退職を伝えたあと改めて退職日を相談する場合
最初の面談では退職意思だけを伝え、退職日は後日相談することもあります。
その場合は、改めて話す時間をもらいます。
対面で切り出す場合
「先日お話しした退職について、退職日をご相談したいのですが、少しお時間いただけますか?」
と伝えます。
そのあと、
「私は○月○日を希望しています」
と希望日を出します。
メールで面談をお願いする場合
件名:退職日のご相談
○○課長
お疲れさまです。
先日お話しした退職について、退職日をご相談したくご連絡しました。少しお時間をいただくことは可能でしょうか。
よろしくお願いいたします。
と送れます。
すでに退職意思を伝えているのであれば、「何の話かわからない」状態にする必要はありません。
希望する退職日はどう伝える?
希望日は、曖昧な表現より具体的に伝えた方が認識を合わせやすくなります。
日付まで決まっている場合
「退職日は○月31日を希望しています」
と伝えます。
もう少し丁寧にするなら、
「今後の予定もあり、退職日は○月31日を希望しております。その日程でご相談できればと思っています」
と伝えられます。
月だけ決まっている場合
「○月末頃の退職を希望しています」
と伝えます。
そこから、
「具体的な日程についてはご相談させてください」
と続けます。
最初から完璧な日付を決めていなくても、希望する時期がわかれば話を始められます。
「その日は難しい」と言われたらどう返す?
希望日を伝えたところ、
「その日は難しい」
「その時期は困る」
と言われることがあります。
まずは、相手がなぜ難しいと言っているのか確認します。
理由を確認する場合
「承知しました。どのあたりの日程であれば調整可能でしょうか」
と聞けます。
ただし、自分にも変更できない事情があるなら、それも伝えます。
希望日を変えられない場合
「ご事情は理解していますが、今後の予定があるため、○月○日より後へ延ばすことは難しいです」
と返せます。
相手の事情を聞いたからといって、必ず相手の希望日に合わせなければならないと考える必要はありません。
「退職日をもっと延ばして」と言われたら
退職日を相談すると、
「あと1か月残れない?」
「繁忙期が終わるまでいてほしい」
と言われることがあります。
延長できないなら、
「ご事情は理解していますが、今後の予定があるため、退職日を延ばすことは難しいです。当初お伝えした○月○日でお願いしたいと考えています」
と返せます。
少しなら調整できる場合
自分が納得したうえで少し調整できるなら、
「○月末まで延ばすことは難しいのですが、○日までであれば調整できます」
と具体的な期限を伝えます。
「少しくらいなら」と曖昧に答えない方が、その後の話がぶれにくくなります。
詳しい断り方は、関連記事の「退職日を延ばしてほしいと言われたときの断り方|延長できない場合の返し方」で紹介しています。
「後任が決まるまで待って」と言われたら
退職日の相談でよくあるのが、
「後任が決まってからにして」
「次の人が入るまで残って」
という返答です。
後任がいつ決まるかわからない場合、退職時期も決められなくなってしまいます。
後任待ちにしたくない場合
「後任が必要な状況は理解しています。ただ、後任が決まる時期がわからないため、退職日については先に決めさせていただきたいです」
と返せます。
引き継ぎには協力する場合
「退職日までにできる範囲で引き継ぎには対応しますが、後任が決まるまで退職を延ばすことは難しいです」
と伝える方法もあります。
このケースは、関連記事の「「後任が決まるまで待って」と言われたときの返し方|退職を延ばしたくない場合」で詳しく紹介しています。
「もっと早く辞めて」と言われたら
退職日を延ばす話とは反対に、
「それなら今月末で」
「もっと早く辞めてもらいたい」
と言われる場合もあります。
こちらはもっと先まで勤務する予定だったなら、すぐ了承せず確認します。
希望日まで働きたい場合
「私は○月○日まで勤務する予定で考えていますので、退職日についてはその日程でご相談したいです」
と返せます。
突然言われて判断できない場合
「日程が変わると今後の予定にも影響するため、一度確認してからお返事してもよろしいでしょうか」
と持ち帰る方法もあります。
詳しい返し方は、関連記事の「退職日を「もっと早くして」と言われたときの返し方|希望日より前倒しされた場合」を参考にしてください。
「また後で決めよう」と言われたら
退職日について話そうとしても、
「また今度」
「上と相談してから」
「まだわからない」
と言われ、そのまま日程が決まらないことがあります。
その場では、
「承知しました。いつ頃までに確認できそうでしょうか」
と、次に確認できる時期を聞いておきます。
数日たっても返事がない場合
「先日ご相談した退職日について、その後いかがでしょうか。今後の予定もあるため、改めて確認させていただきたいです」
とこちらから聞きます。
退職日が先延ばしになっている場合は、関連記事の「退職日がなかなか決まらないとき何て言う?上司への確認・催促の仕方」で詳しい確認方法を紹介しています。
「会社で決めるから待って」と言われたら
上司から、
「退職日は会社側で決めるから」
「こちらから連絡するまで待って」
と言われることがあります。
その場合でも、自分の希望日は伝えておきましょう。
希望日を残しておく場合
「承知しました。私としては○月○日を希望していますので、その日程を前提にご確認いただければと思います」
と返せます。
返答時期を確認する場合
「今後の予定がありますので、いつ頃までに日程がわかるか教えていただけますでしょうか」
と聞く方法もあります。
「待って」と言われたまま期限なく待つより、次に確認するタイミングを決めておくと安心です。
パートで退職日を店長に相談するときは何て言う?
パートでも基本的な考え方は同じです。
店長に退職意思を伝えたあと、
「退職日についてですが、○月末を希望しています。今後のシフトも含めてご相談させていただけますか?」
と伝えられます。
パートではシフトの話と退職日が一緒になりやすいため、
退職日
最後に勤務する日
を分けて確認するとわかりやすくなります。
人手不足を理由に断られた場合
「人手不足の状況は理解しています。ただ、○月末で退職したいという希望は変わりません」
と伝えます。
「人手不足だから困る」と言われたときの詳しい返し方は、関連記事の「パートを辞めたいと伝えたら「人手不足だから困る」と言われたときの返し方」も参考にしてください。
LINEで退職日を相談するときの例文
パートなどで普段からLINEを使っている場合は、LINEで退職日の相談を始めることもあります。
希望日を伝える場合
お疲れさまです。
先日お話しした退職についてですが、退職日は○月○日を希望しています。
今後のシフトも含め、一度ご相談できればと思っています。
よろしくお願いします。
と送れます。
日程だけ相談したい場合
お疲れさまです。
退職日についてまだ決まっていないため、一度ご相談したいです。
私としては○月末頃を希望しています。
お時間のあるときにご相談できますでしょうか。
と送る方法もあります。
退職日と最終出社日は分けて確認する
退職日の話をしていると、
「じゃあ出勤は○日までにしよう」
と別の日付が出てくることがあります。
この場合は、
「確認ですが、最終出社日は○月20日で、退職日は○月31日という認識で合っていますでしょうか」
と確認します。
「最後の日」という言葉だけだと、
退職日なのか
最後に出勤する日なのか
わからなくなることがあります。
日付が複数出てきたら、それぞれ何の日なのか確認しましょう。
詳しくは関連記事の「退職日と最終出社日が違うとき何て確認する?上司への聞き方と例文」で紹介しています。
退職日を相談するときに避けたい言い方
退職日について遠慮しすぎると、希望が伝わりにくくなることがあります。
特に次のような言い方には注意しましょう。
「いつ辞めればいいですか?」
自分にまったく希望がないなら別ですが、希望日があるのにこの聞き方をすると、相手任せになりやすくなります。
「○月○日を希望しています」
と先に伝えましょう。
「できれば○月末くらいで……」
本当に調整可能なら問題ありません。
ただ、○月末より延ばせないのであれば、
「○月末を希望しています」
と伝えた方が明確です。
「会社の都合に合わせます」
その場では言いやすくても、後から自分の予定と合わない日を提示される可能性があります。
すべて合わせられるのでなければ、
「私は○月○日を希望しています。そのうえでご相談させてください」
とした方がよいでしょう。
希望日を伝えたあと何度も交渉されたら
一度希望日を伝えても、
「あと少しだけ」
「本当にその日じゃないとダメ?」
「後任がまだ決まっていない」
と話が繰り返されることがあります。
その場合は、毎回新しい理由を作る必要はありません。
希望日を繰り返す場合
「ご事情は理解していますが、退職日は○月○日でお願いしたいです」
と返します。
次の話へ進める場合
「退職日については○月○日を希望していますので、それまでの勤務や引き継ぎについてご相談させてください」
と話を切り替えます。
「辞める日を決める会話」から「その日までどう進めるか」へ移すイメージです。
退職日が決まったら何て確認する?
話し合いの結果、日程が決まったら最後に確認します。
「ありがとうございます。では、退職日は○月○日ということでよろしくお願いいたします」
と復唱します。
さらに最終出社日も決まっているなら、
「最終出社日は○月○日、退職日は○月○日という認識で合っていますでしょうか」
と確認します。
日程が何度か変わった場合は、メールなどで整理して確認しておく方法もあります。
退職日が決まったあとは「残りの勤務」の話へ進む
退職日が決まったら、次に確認するのは、
最終出社日
残りの勤務やシフト
引き継ぎ
最終出社日の挨拶
などです。
たとえば、
「退職日についてありがとうございます。それまでに必要な引き継ぎについて確認させてください」
と話を進められます。
ここまで来たら、もう「辞められるかどうか」の話を繰り返すのではなく、退職までに必要なやり取りへ進んでいきます。
まとめ|退職日は会社の返事を待つだけでなく、自分の希望も伝える
退職意思を伝えたあと、退職日を相談するときは、
「退職日は○月○日を希望しています。日程についてご相談させてください」
と、自分の希望から話を始められます。
そこから、
「もっと延ばして」
「後任が決まるまで」
「もっと早くして」
「まだ決められない」
と言われた場合は、それぞれの状況に合わせて返します。
退職日を決めるときに大切なのは、
相手から日付を提示されるのを待つだけにしないこと
自分の希望日を曖昧にしないこと
退職日と最終出社日を混同しないこと
です。
日程が決まったら、
「退職日は○月○日ということでよろしくお願いいたします」
と確認し、次は残りの勤務や引き継ぎについて話を進めていきましょう。

