転職先への入社日が決まったあと、
「入社前に一度挨拶メールを送った方がいい?」
「『入社を楽しみにしております』って書いて大丈夫?」
「企業からメールが来たけど、どこまで返信すればいい?」
と迷うことがあります。
入社前の挨拶メールは、長い自己紹介を書く必要はありません。
たとえば、
「このたびは入社の機会をいただき、ありがとうございます。○月○日よりお世話になります。入社後は一日も早く業務を覚えられるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
企業から入社案内への返信を求められた場合は、
「ご連絡ありがとうございます。○月○日の入社に向け、準備を進めてまいります。当日お会いできることを楽しみにしております」
と返すこともできます。
この記事では、転職先への入社前の挨拶メールを何て送ればいいかを、送るタイミングや相手、企業から返信が来た場合まで状況別に紹介します。
入社前の挨拶メールは送った方がいい?
入社前だからといって、必ず自分から挨拶メールを送らなければならないわけではありません。
すでに採用担当者と何度かやり取りしており、入社日や持ち物まで確認できている場合は、必要な連絡の中で自然に挨拶を添えることもできます。
企業から入社案内のメールが来た場合
企業から、
「○月○日にお待ちしております」
などの連絡が来たら、その返信の中で挨拶を入れられます。
「ご連絡ありがとうございます。○月○日よりお世話になります。入社後は一日も早く業務に慣れられるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
と返せます。
別途「挨拶だけのメール」を新しく送らなくても、やり取りの中で十分伝えられる場合があります。
入社日まで企業から特に連絡がない場合
入社日が決まったあと、企業から特に連絡がなく、
「このまま当日を迎えて大丈夫かな」
と不安になることもあります。
確認したいことが特になければ、無理に挨拶メールを送る必要はありません。
一方で、入社日が近づいており、集合時間や場所なども含めて一度連絡したい場合は、
「○月○日の入社にあたり、改めてご挨拶申し上げます」
と連絡することはできます。
入社前に確認事項がある場合は、「入社前に確認したいことがあるとき何て聞く?企業へのメール例文」も参考にしてください。
採用担当者へお礼も伝えたい場合
選考から入社まで対応してくれた採用担当者へ、
「ありがとうございました」
と伝えたい場合もあるでしょう。
その場合は、
「選考から入社までご対応いただき、ありがとうございました。○月○日よりお世話になります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
長く感謝を書き続けるより、入社日と今後の挨拶を簡潔にまとめると自然です。
入社前の挨拶メールは何て書けばいい?
基本的には、
お礼
入社日
入社後の一言
よろしくお願いします
の流れで十分です。
シンプルに挨拶する場合
件名:入社にあたってのご挨拶(○○ ○○)
○○株式会社
○○様お世話になっております。○○ ○○です。
このたびは入社の機会をいただき、ありがとうございます。
○月○日よりお世話になります。一日も早く業務を覚え、お役に立てるよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○○ ○○
と送れます。
少しやわらかく伝える場合
担当者と何度かやり取りしており、少しやわらかい文章でも問題なさそうなら、
「○月○日よりお世話になります。当日皆さまにお会いできることを楽しみにしております。入社後は一日も早く業務に慣れられるよう努めますので、どうぞよろしくお願いいたします」
と書けます。
「楽しみにしています」だけで終わらず、入社後について一言加えるとまとまりやすくなります。
短めに返信する場合
企業から入社案内が来ており、その返信として送るなら、
「ご連絡ありがとうございます。○月○日の入社に向け、準備を進めてまいります。当日お会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします」
程度でも十分です。
返信なのに長い自己紹介を入れる必要はありません。
「入社を楽しみにしております」は使っていい?
入社前のメールで、
「入社を楽しみにしております」
と書いてよいか迷うことがあります。
意味は伝わりますが、少し自然にするなら、
「皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております」
「入社日を楽しみにしております」
「当日お会いできることを楽しみにしております」
などと書けます。
採用担当者へ送る場合
「○月○日よりお世話になります。皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております」
と伝えられます。
採用担当者が配属先とは別部署の場合でも、入社前の挨拶として自然です。
配属先の上司へ送る場合
すでに配属先の上司を紹介され、直接メールを送る場合は、
「○月○日より○○部でお世話になります○○です。皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております。一日も早く業務を覚えられるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
「入社を心待ちにしております」と書く場合
「入社を心待ちにしております」
でも意味は通じますが、少し硬く感じることもあります。
迷う場合は、
「入社日を楽しみにしております」
「当日お会いできることを楽しみにしております」
の方が使いやすいでしょう。
入社前の挨拶メールは誰に送る?
入社前に関わっている人が複数いると、
「採用担当者だけ?」
「配属先の上司にも送る?」
「面接してくれた人全員?」
と迷うことがあります。
採用担当者とだけ連絡している場合
これまで採用担当者とだけやり取りしているなら、その担当者へ送れば十分です。
「これまでご対応いただきありがとうございました。○月○日よりお世話になります」
と伝えられます。
自分から配属先の人を探してメールする必要はありません。
配属先の上司を紹介されている場合
企業から、
「今後はこちらの上司とやり取りしてください」
と案内されている場合は、その上司へ挨拶を送ることができます。
「○月○日より○○部へ入社予定の○○ ○○です。このたびはお世話になります。入社後は一日も早く業務を覚えられるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
面接官全員へ送る必要はある?
面接で複数人と会っていても、入社前に全員へ挨拶メールを送る必要はありません。
企業から連絡先を案内されている相手や、現在やり取りしている担当者へ送る形で十分です。
入社前の挨拶メールはいつ送る?
挨拶メールを送る場合でも、
「内定をもらった直後?」
「入社前日?」
「1週間前?」
と迷うでしょう。
決まった正解があるわけではありませんが、入社に関する連絡と合わせて送ると自然です。
入社案内への返信として送る場合
企業から入社日の案内が来たタイミングなら、その返信の中で挨拶します。
「ご案内ありがとうございます。○月○日の入社に向け、準備を進めてまいります」
と返せます。
この場合、改めて入社直前にもう一度挨拶メールを送らなくてもよいでしょう。
入社日の数日前に送る場合
入社日が決まってから時間が空いており、数日前に確認を兼ねて連絡する場合は、
「○月○日の入社が近づいてまいりましたので、改めてご挨拶申し上げます」
と始めることができます。
ただし、確認事項がない場合は、無理に連絡を増やす必要はありません。
入社前日に送る場合
前日に送るなら、
「明日よりお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします」
と簡潔にできます。
ただし、すでに直前まで企業とメールのやり取りをしているなら、毎回同じような挨拶を重ねる必要はありません。
企業から入社前メールが来たら何て返信する?
入社前には、
「入社日が近づきましたのでご連絡します」
「当日はお気をつけてお越しください」
などのメールが来ることがあります。
その場合は、内容を確認したことがわかるように返信します。
「入社を楽しみにしています」と言われた場合
企業から、
「ご入社を楽しみにしております」
と言われたら、
「ありがとうございます。私も皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております。○月○日よりどうぞよろしくお願いいたします」
と返せます。
同じ表現をそのまま繰り返しても問題ありませんが、少し変えると自然です。
「当日お待ちしています」と言われた場合
「ご連絡ありがとうございます。当日は○時に伺います。お会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします」
と返せます。
集合時間も書いておくと、自分の確認にもなります。
持ち物や集合場所も案内された場合
「ご案内ありがとうございます。集合場所、時間、持ち物について確認いたしました。○月○日よりどうぞよろしくお願いいたします」
と返信できます。
持ち物について追加で確認したいことがある場合は、「入社前に確認したいことがあるとき何て聞く?企業へのメール例文」も参考にしてください。
入社前の挨拶と一緒に確認したいことがある場合
挨拶メールを送るついでに、
「服装も聞きたい」
「集合場所を確認したい」
ということもあります。
その場合は、挨拶と質問を一通にまとめられます。
服装について聞く場合
「○月○日の入社に向け、準備を進めております。当日の服装について、指定がございましたら教えていただけますでしょうか」
と聞けます。
そのあと、
「入社後は一日も早く業務に慣れられるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
と挨拶を添えます。
集合場所について聞く場合
「当日は○時に本社受付へ伺う認識でよろしいでしょうか」
と確認できます。
挨拶だけのメールと確認メールを別々に送るより、一通にまとめた方がわかりやすい場合もあります。
持ち物について聞く場合
「当日の持ち物について、事前に準備しておくものがございましたら教えていただけますでしょうか」
と聞けます。
「入社前に確認したいことがあるとき何て聞く?企業へのメール例文」で、確認事項ごとの例文を紹介しています。
入社前の挨拶メールで避けたい書き方
入社前は丁寧にしようとして、必要以上に長いメールになりがちです。
挨拶メールは、相手が読みやすい長さで十分です。
長い自己紹介を書く
入社前のメールで、
「これまで○年間○○を経験し……」
と職歴を長く書く必要はありません。
自己紹介は入社初日に行う機会がある場合もあります。
入社初日の挨拶については、「入社初日に何て挨拶する?上司・同僚への一言と例文」も参考にしてください。
意気込みを書きすぎる
「必ず御社の売上に貢献します」
など、大きな約束まで書く必要はありません。
「一日も早く業務を覚えられるよう努めます」
程度で十分です。
同じ挨拶メールを何度も送る
内定承諾時、入社日確定時、1週間前、前日と、毎回挨拶だけを送る必要はありません。
必要な連絡の中で一度きちんと伝えれば十分です。
迷ったらこの例文を使う
入社前のメールで何を書けばいいかわからない場合は、状況に合わせて次の形を使えます。
自分から挨拶メールを送る場合
件名:入社にあたってのご挨拶(○○ ○○)
○○株式会社
○○様お世話になっております。○○ ○○です。
このたびは入社の機会をいただき、ありがとうございます。
○月○日よりお世話になります。一日も早く業務を覚え、お役に立てるよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○○ ○○
企業の入社案内へ返信する場合
「ご連絡ありがとうございます。○月○日の入社に向け、準備を進めてまいります。当日皆さまにお会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします」
と返せます。
入社前日に短く送る場合
「明日よりお世話になります。入社後は一日も早く業務に慣れられるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
まとめ|入社前の挨拶メールは短く「お礼+入社日+一言」で伝える
入社前の挨拶メールは、長く書く必要はありません。
基本は、
入社の機会へのお礼
入社日
入社後の一言
よろしくお願いします
を伝えれば十分です。
たとえば、
「このたびは入社の機会をいただき、ありがとうございます。○月○日よりお世話になります。一日も早く業務を覚えられるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」
と送れます。
企業から、
「ご入社を楽しみにしております」
と連絡が来たら、
「ありがとうございます。私も皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております」
と返すことができます。
また、挨拶と一緒に確認したいことがあるなら、
「当日の集合場所について一点確認させてください」
などと、そのまま質問を加えても構いません。
入社前のメールでは、立派な文章を書くことより、
必要な内容が簡潔に伝わり、入社に向けてやり取りがスムーズに進むこと
を意識すると書きやすくなります。
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