退職すること自体は受け入れてもらえたものの、
「退職日をもう少し延ばせない?」
「あと1か月だけ残ってほしい」
「繁忙期が終わるまでいてほしい」
と言われることがあります。
退職できないと言われるわけではないため、
「少しくらい延ばした方がいいのかな」
「断ったら感じが悪いかな」
と迷うこともあるでしょう。
しかし、次の仕事や家庭の予定などがあり、退職日を延ばせないこともあります。
その場合は、
「ご事情は理解していますが、今後の予定があるため、退職日を延ばすことは難しいです。当初お伝えした日程でお願いしたいと考えています」
と返せます。
この記事では、退職日を延ばしてほしいと言われたときの断り方を、やわらかく断る場合、何度も頼まれる場合、一部だけ調整できる場合まで紹介します。
- 退職日を延ばしてほしいと言われたら何て返す?
- できるだけ角を立てずに断るには?
- 「あと1か月だけ」と言われた場合
- 「繁忙期が終わるまで」と言われた場合
- 「後任が決まるまで延ばして」と言われたら
- 「引き継ぎが終わるまで」と言われたらどうする?
- 「次の会社に入社日をずらしてもらえない?」と言われたら
- 家庭の事情を理由に延長を断る場合
- 「シフトが組めないから」と言われた場合
- LINEやメールで退職日の延長を頼まれたら
- 一度「考えます」と言ってしまった場合
- 一度延長したのに、さらに延ばしてと言われたら
- 何度断っても延長を求められる場合
- 退職日の延長を断るときに避けたい言い方
- 退職日を延ばさないと伝えたら、次は何を話す?
- まとめ|退職日を延ばせないなら、日付を曖昧にしない
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退職日を延ばしてほしいと言われたら何て返す?
退職日を延ばせないなら、相手の事情への配慮と自分の結論を分けて伝えます。
基本的には、
「ご事情は理解しています。ただ、今後の予定があるため、退職日を延ばすことは難しいです」
と返せます。
すでに具体的な退職希望日を伝えているなら、
「申し訳ありませんが、退職日は○月○日でお願いしたいと考えています」
と日付を改めて伝える方法もあります。
ポイントは、
「延ばせるかどうか検討します」と曖昧にしないこと
です。
本当に検討するつもりがないなら、最初から難しいことを伝えた方が話を進めやすくなります。
できるだけ角を立てずに断るには?
職場にお世話になっていたり、人手不足の事情を知っていたりすると、強く断りにくいことがあります。
そんなときは、配慮を示しながら結論を伝えます。
やわらかく断る場合
「ご事情は理解していますし、ご迷惑をおかけすることは申し訳なく思っています。ただ、今後の予定もあるため、退職日を延ばすことは難しいです」
と返せます。
もう少し簡潔にするなら、
「ご相談いただいたところ申し訳ありませんが、退職日については変更が難しいです」
でも構いません。
感謝を入れて断る場合
長く働いた職場なら、
「これまでいろいろご配慮いただきありがとうございます。できる範囲で引き継ぎには対応したいのですが、退職日については予定どおりでお願いしたいです」
と伝えられます。
「引き継ぎには協力する」「退職日は変えない」を分けて伝える形です。
「あと1か月だけ」と言われた場合
具体的に、
「あと1か月」
「来月末まで」
と頼まれると、断りにくく感じることがあります。
ここでも、自分が対応できるかどうかで判断します。
1か月延長できない場合
「申し訳ありませんが、今後の予定が決まっているため、1か月延長することは難しいです」
と返せます。
理由を詳しく話したくないなら、
「今後の予定との調整が難しいため、当初の退職日でお願いしたいです」
とまとめる方法もあります。
一部だけなら調整できる場合
本当に対応できるなら、
「1か月延ばすことは難しいのですが、○日までであれば調整できます」
と伝えます。
「少しなら」とだけ答えるより、対応できる日を明確にする方が再交渉されにくくなります。
「繁忙期が終わるまで」と言われた場合
退職時期が繁忙期と重なると、
「この時期だけは避けてほしい」
「忙しい時期が終わるまで残って」
と言われることがあります。
相手の事情を理解していても、自分の予定を変えられないなら断ることができます。
繁忙期まで残れない場合
「忙しい時期であることは理解しています。ただ、今後の予定があるため、繁忙期が終わるまで退職を延ばすことは難しいです」
と返します。
残り期間で協力する場合
「退職日を延ばすことは難しいですが、それまでの勤務についてはできる範囲で対応したいと思っています」
と伝える方法もあります。
退職時期そのものではなく、残りの期間でできることに話を移します。
「後任が決まるまで延ばして」と言われたら
退職日延長の理由として、
「まだ後任が決まっていない」
「次の人を採用するまで残ってほしい」
と言われることもあります。
後任がいつ決まるかわからない場合は、退職日を無期限に延ばさないようにします。
後任が決まるまで待てない場合
「後任が必要な状況は理解しています。ただ、後任が決まる時期がわからないため、それまで退職を延ばすことは難しいです」
と返せます。
引き継ぎには協力する場合
「退職日までにできる引き継ぎには対応します。ただ、後任が決まるまで勤務を続けることは難しいです」
と伝えます。
このケースは、関連記事の「「後任が決まるまで待って」と言われたときの返し方|退職を延ばしたくない場合」も参考にしてください。
「引き継ぎが終わるまで」と言われたらどうする?
後任は決まっていても、
「引き継ぎが終わらないから延ばして」
「もう少し教えてから辞めて」
と言われることがあります。
引き継ぎに協力できても、退職日を延長できるとは限りません。
退職日までにできる範囲で対応する場合
「退職日までにできる範囲で引き継ぎは進めます。残っている内容についても、できるだけ整理しておきます」
と伝えます。
そのうえで、
「ただ、退職日については変更が難しいです」
と結論を伝えます。
すべて終わる保証ができない場合
「残りの勤務期間で優先順位をつけて引き継ぎたいと思っています。すべて完了するまで退職を延ばすことは難しいです」
と返せます。
「引き継ぎが全部終わるまで」という条件にすると、退職時期が見えにくくなることがあります。
「次の会社に入社日をずらしてもらえない?」と言われたら
次の仕事が決まっていることを伝えていると、
「転職先に頼んで、入社日を遅らせてもらえない?」
と言われることがあります。
対応するつもりがないなら、そのまま断って構いません。
入社日を変更するつもりがない場合
「次の予定はすでに決まっているため、変更することは難しいです」
と返せます。
次の会社について詳しく話す必要はありません。
詳しい予定を言いたくない場合
「今後の予定との関係で、退職日の変更は難しいです」
とだけ伝える方法もあります。
「次の仕事は決まった?」と聞かれた場合の返し方は、関連記事の「パートを辞めるとき「次の仕事は決まった?」と聞かれた場合の答え方」も参考にしてください。
家庭の事情を理由に延長を断る場合
家庭の予定や生活上の事情で退職日を決めている場合もあります。
詳しい事情を話したくないなら、簡潔にまとめます。
家庭の予定を理由にする場合
「家庭の事情もあり、○月○日以降は勤務を続けることが難しいです。そのため、退職日の延長はできません」
と伝えられます。
詳しく言いたくない場合
「個人的な事情もあり、退職日以降は勤務を続けることが難しいです」
と返せます。
家庭の事情について踏み込まれたくない場合は、関連記事の「パートを辞める理由を家庭の事情でぼかしたいときの言い方」も参考になります。
「シフトが組めないから」と言われた場合
パートやシフト勤務では、
「あなたが抜けると来月のシフトが組めない」
と退職日の延長を頼まれることがあります。
この場合も、シフトの事情への配慮と退職日を分けます。
シフト事情を理解しつつ断る場合
「シフトが厳しいことは理解していますし、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ただ、退職日を延ばすことは難しいです」
と返せます。
残りのシフトなら相談できる場合
「退職日までのシフトについてはできる範囲で相談したいと思っています。ただ、それ以降の勤務は難しいです」
と伝えます。
パートで人手不足を理由に引き止められた場合は、関連記事の「パートを辞めたいと伝えたら「人手不足だから困る」と言われたときの返し方」も参考にしてください。
LINEやメールで退職日の延長を頼まれたら
対面ではなく、LINEやメールで、
「○月末まで延ばせない?」
と連絡が来ることもあります。
文章でも長く説明する必要はありません。
LINEでやわらかく断る場合
ご相談ありがとうございます。
申し訳ありませんが、今後の予定があるため、退職日を延ばすことは難しいです。
当初お伝えした○月○日でお願いできればと思っています。
と返せます。
何度か頼まれている場合
申し訳ありませんが、退職日の変更はできません。
○月○日までの勤務で、必要な引き継ぎにはできる範囲で対応します。
と結論を明確にします。
文章では理由を増やしすぎず、日付をはっきり書くと伝わりやすくなります。
一度「考えます」と言ってしまった場合
その場で断れず、
「ちょっと考えます」
と答えてしまうこともあります。
あとから延長できないと判断したなら、改めて伝えれば構いません。
後から断る場合
「先ほど退職日の延長についてお話しいただきましたが、今後の予定を確認したところ、延長は難しいため、当初お伝えした日程でお願いしたいです」
と伝えます。
期待させたことが気になる場合
「検討するとお伝えしましたが、調整が難しく、退職日は変更できません。申し訳ありません」
と簡潔に返します。
一度「考える」と言ったからといって、必ず延長を受け入れなければならないわけではありません。
一度延長したのに、さらに延ばしてと言われたら
職場に配慮して一度退職日を延ばしたものの、
「もう少しだけ」
「さらに2週間」
と再度頼まれる場合もあります。
ここでは、どこまで対応するのか線を引きます。
これ以上は延長しない場合
「一度日程を調整しましたが、これ以上の延長は難しいです。○月○日を最終日としてお願いしたいです」
と伝えます。
「あと少し」と繰り返される場合
「申し訳ありませんが、これ以上日程を変更することはできません」
と短く返します。
毎回新しい理由を説明する必要はありません。
何度断っても延長を求められる場合
退職日を延ばせないと伝えても、
「本当に無理?」
「もう一度考えて」
「みんな困っている」
と繰り返されることがあります。
その場合は、理由を増やすより同じ結論へ戻します。
同じ結論を繰り返す場合
「ご事情は理解していますが、退職日の変更はできません」
と返します。
さらに続くなら、
「退職日は○月○日でお願いしたいです。それまでの引き継ぎについてご相談させてください」
と次の話へ進めます。
感情的なやり取りを避けたい場合
「なぜできないのか」を何度も説明すると、その理由への反論が続くことがあります。
そのため、
「今後の予定があるため変更できません」
くらいにとどめ、具体的な退職日と引き継ぎに話を戻す方法があります。
退職日の延長を断るときに避けたい言い方
退職日について相談されると、断る申し訳なさから曖昧な返事をしがちです。
特に次のような言い方には注意しましょう。
「できれば予定どおりがいいです」
「できれば」では、変更できる余地があるように聞こえます。
変更できないなら、
「退職日の変更は難しいです」
と伝えた方が明確です。
「たぶん無理だと思います」
これも、
「調整すれば可能かもしれない」
と受け取られることがあります。
確認する必要がないなら、
「延長はできません」
と結論を伝えます。
断るための理由を増やし続ける
「家庭の予定があって」
「次の仕事もあって」
「体力的にも難しくて」
と理由を増やすと、一つずつ解決策を出されることがあります。
退職日の変更が難しいなら、
「今後の予定があるため変更できません」
とまとめても構いません。
退職日を延ばさないと伝えたら、次は何を話す?
延長を断ったあとは、
退職日までに何をするか
へ話を進めます。
たとえば、
「退職日は○月○日でお願いしたいです。それまでに必要な引き継ぎについて確認させてください」
と伝えます。
また、
「残りの勤務期間で優先して対応した方がよいことがあれば教えてください」
と聞く方法もあります。
退職日の交渉を繰り返すのではなく、
退職日を確認する → 残りの勤務 → 引き継ぎ
へ進むと、退職までの流れを整理しやすくなります。
まとめ|退職日を延ばせないなら、日付を曖昧にしない
退職を伝えたあと、
「退職日を延ばしてほしい」
と言われたら、
「ご事情は理解していますが、今後の予定があるため、退職日を延ばすことは難しいです」
と返せます。
すでに退職希望日を伝えているなら、
「当初お伝えした○月○日でお願いしたいです」
と日付を改めて確認します。
「あと1か月」
「繁忙期まで」
「後任が決まるまで」
「引き継ぎが終わるまで」
と頼まれても、自分が延長できないなら、理由を次々と追加する必要はありません。
できる範囲で引き継ぎや残りの勤務には協力しつつ、退職日そのものを変更するかどうかは別に考えることが大切です。
延長しないと伝えたら、次は退職日までの勤務や引き継ぎについて具体的に話を進めていきましょう。

