以前辞めた職場へ戻ることになったとき、
「最初になんて言えばいい?」
「前に辞めたのに、普通に挨拶して大丈夫?」
「同僚に気まずく思われないかな」
と迷うことがあります。
出戻りの場合でも、最初から長く事情を説明する必要はありません。
たとえば、
「本日から再びお世話になります○○です。以前一緒に働いていた方もいらっしゃると思いますが、改めてよろしくお願いいたします」
と挨拶できます。
以前お世話になった上司には、
「またお世話になることになりました。改めてよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
この記事では、出戻りで元の職場へ戻るとき何て挨拶すればいいかを、上司・同僚・初対面の人など相手別に紹介します。
出戻りで元の職場に戻るとき、最初は何て言う?
出戻りでは、
「前に辞めた人」
として見られることを意識しすぎてしまうことがあります。
ただ、最初の挨拶では、
また働くことになったこと
これからよろしくお願いします
が伝われば十分です。
朝礼などで全体に挨拶する場合
職場全体へ挨拶するなら、
「本日から再びお世話になります○○です。以前勤務していた時期もありましたが、改めて一から取り組む気持ちで頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
もう少し短くするなら、
「本日から再びお世話になります○○です。以前ご一緒した方も、初めてお会いする方もいらっしゃると思いますが、改めてよろしくお願いいたします」
でも自然です。
少人数の職場で一人ずつ挨拶する場合
一人ずつ挨拶するなら、
「またこちらで働くことになりました○○です。改めてよろしくお願いします」
と短く伝えられます。
以前一緒に働いていた相手には、
「またお世話になります。よろしくお願いします」
だけでも十分です。
初めて会う人も多い場合
以前の職場に戻っても、メンバーがかなり変わっていることがあります。
その場合は、
「以前こちらで勤務していたことがあり、このたび再び働くことになりました○○です。初めてお会いする方も多いと思いますが、よろしくお願いいたします」
と説明できます。
上司には何て挨拶する?
出戻りを受け入れてくれた上司や責任者には、少し丁寧に挨拶すると自然です。
特に、再入社の手続きを進めてくれた人にはお礼を加えられます。
以前と同じ上司へ挨拶する場合
「またお世話になることになりました。こうして戻る機会をいただき、ありがとうございます。改めてよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
前回の退職時に迷惑をかけたと感じていても、初日の挨拶で長く謝り続ける必要はありません。
新しい上司へ挨拶する場合
上司が変わっている場合は、
「本日からお世話になります○○です。以前こちらで勤務していた経験はありますが、改めて業務を確認しながら取り組んでまいります。よろしくお願いいたします」
と伝えられます。
「前に働いていたから全部わかります」という印象にならないよう、改めて覚える姿勢を示すと話しやすくなります。
再入社を勧めてくれた上司へ挨拶する場合
「このたびはお声がけいただき、ありがとうございました。またご一緒できることをうれしく思っています。改めてよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
以前、元職場から「戻ってこない?」と声をかけられた場面については、「退職後に元職場から『戻ってこない?』と言われたら?断り方と返事の例文」も参考にしてください。
前に一緒に働いていた同僚には何て言う?
以前の同僚と再会すると、
「なんで戻ってきたの?」
「また一緒だね」
などと言われることがあります。
関係性に合わせて短く返せば十分です。
普通に再会した場合
「また一緒に働くことになりました。改めてよろしくお願いします」
と伝えられます。
親しい相手なら、
「また一緒になりました。よろしくね」
くらいでも自然です。
「戻ってきたんだね」と言われた場合
「そうなんです。またお世話になることになりました。よろしくお願いします」
と返せます。
必要以上に事情を説明しなくても大丈夫です。
「また一緒に働けてうれしい」と言われた場合
「ありがとうございます。私もまた一緒に働けてうれしいです。よろしくお願いします」
と返せます。
親しい相手なら、少しやわらかく返して問題ありません。
出戻りが気まずいときは何て言う?
一度辞めた職場に戻ると、
「周りにどう思われるだろう」
と気になることがあります。
ただ、挨拶の段階で自分から気まずさを強調する必要はありません。
「また戻ってきてすみません」と言いたくなる場合
「また戻ってきてすみません」
と謝るより、
「またお世話になります。改めてよろしくお願いします」
と伝える方が自然です。
戻ることが決まり、受け入れられているのであれば、初日から謝罪中心にする必要はありません。
前の退職時に迷惑をかけたと感じている場合
以前急に辞めたなど、自分の中で気になっている場合は、
「以前はご迷惑をおかけした部分もありましたが、また働く機会をいただきありがとうございます。改めてよろしくお願いいたします」
と一言触れることはできます。
ただし、初日の挨拶で過去の事情を詳しく話し始める必要はありません。
周囲の反応が少し冷たい場合
挨拶をしても反応が薄いことがあります。
その場合も、
「よろしくお願いします」
と伝えたら、それ以上無理に会話を広げなくても大丈夫です。
出戻り初日だけで関係を戻そうとせず、仕事をしながら少しずつ話せば十分です。
「なんで戻ってきたの?」と聞かれたら何て答える?
出戻りでは、この質問をされる可能性があります。
詳しく話したくない場合でも、答え方はあります。
理由を簡単に話してもいい場合
「いろいろ考えた結果、もう一度こちらで働きたいと思って戻ることにしました」
と答えられます。
もう少し具体的に話すなら、
「外で働いてみて、改めてこの職場の働きやすさを感じたので戻ることにしました」
という言い方もあります。
詳しく言いたくない場合
「いろいろ考えて、またこちらで働くことにしました」
とぼかせます。
さらに聞かれた場合は、
「細かいことはいろいろあるんですが、また働けることになってよかったと思っています」
と返せます。
「前の職場はどうだった?」と聞かれた場合
次の職場について詳しく話したくなければ、
「いろいろ経験できましたが、またこちらで働くことにしました」
と答えられます。
前職の悪口を詳しく話す必要はありません。
初日に仕事を頼まれたらどう返す?
出戻りの場合、
「前にやっていたから大丈夫だよね」
と仕事を任されることがあります。
ただし、以前とやり方が変わっている場合もあります。
前と同じ仕事を頼まれた場合
「以前やっていた業務ですが、変わっている点があれば教えていただけると助かります」
と確認できます。
「わかります」と決めつけず、変更点がないか聞くと安心です。
やり方を忘れている場合
「以前やっていたのですが、少し期間が空いているので、確認しながら進めてもよろしいでしょうか」
と伝えられます。
出戻りだからといって、全部覚えているふりをする必要はありません。
新しい業務を頼まれた場合
「こちらは初めてなので、進め方を教えていただけますか」
と普通に聞けます。
入社直後に仕事がわからないときの聞き方は、「入社直後に仕事がわからないとき何て聞く?上司・先輩への質問の仕方」も参考になります。
「前と変わったね」と言われたら何て返す?
出戻りすると、以前との違いを話題にされることもあります。
外見や仕事の進め方など、内容はいろいろです。
良い意味で言われた場合
「ありがとうございます。前より少しでも成長できていたらうれしいです」
と返せます。
少しやわらかく、
「そうですか?ありがとうございます」
でも十分です。
「前より大人しくなったね」などと言われた場合
「少し環境も変わったので、前とは違うかもしれません」
と軽く返せます。
気になることを言われても、初日に深く反応する必要はありません。
昔の失敗を話題にされた場合
「ありましたね。今回は同じことがないよう気をつけます」
と軽く返す方法があります。
嫌な話題であれば、長く会話を続けず仕事へ戻って構いません。
初日の終わりには何て言う?
出戻り初日の最後にも、一言挨拶しておくと自然です。
朝とは違い、その日のお礼を伝える形で十分です。
上司へ帰る前に挨拶する場合
「本日はありがとうございました。また明日からよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
久しぶりの勤務でいろいろ教えてもらったなら、
「今日は改めていろいろ教えていただき、ありがとうございました。明日からもよろしくお願いいたします」
と伝えられます。
同僚へ挨拶する場合
「今日はありがとうございました。またよろしくお願いします」
と伝えれば十分です。
以前から親しい相手なら、
「久しぶりでちょっと緊張したけど、またよろしくね」
などと話しても自然です。
初日を終えて不安が残った場合
出戻りだからといって、初日からすぐ以前と同じように働けるとは限りません。
わからないことがあれば、
「前と変わっているところもあるので、また確認させてください」
と伝えておけば、次から質問しやすくなります。
出戻り初日の挨拶で避けたい言い方
出戻りは少し特殊な状況ですが、必要以上に特別扱いする必要はありません。
最初から自分を下げすぎる言い方は避けた方が話しやすくなります。
「また戻ってきてしまいました」と言う
「また戻ってきてしまいました」
と言うと、自分自身が戻ったことを否定的に見ているように聞こえることがあります。
「またお世話になることになりました」
と伝える方が自然です。
前の職場や退職後の職場の悪口を言う
「外の会社が最悪だったので戻りました」
などと話す必要はありません。
聞かれても、
「いろいろ考えて、またこちらで働くことにしました」
程度で十分です。
「前にやっていたので全部わかります」と言う
仕事のルールやメンバーが変わっている場合があります。
「以前経験はありますが、変わっている点があれば教えてください」
と確認する方が安全です。
迷ったらこの例文を使う
出戻り初日に何て言えばいいかわからない場合は、次の例文を使えます。
職場全体への挨拶
「本日から再びお世話になります○○です。以前勤務していた時期もありますが、改めて一から取り組む気持ちで頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
上司への挨拶
「またお世話になることになりました。こうして戻る機会をいただき、ありがとうございます。改めてよろしくお願いいたします」
以前の同僚への挨拶
「また一緒に働くことになりました。改めてよろしくお願いします」
初めて会う人への挨拶
「以前こちらで勤務していたことがあり、このたび再び働くことになりました○○です。よろしくお願いいたします」
まとめ|出戻りの挨拶は「またお世話になります」で十分
出戻りで元の職場へ戻るときは、
「前に辞めたのに気まずい」
と考えすぎてしまうことがあります。
しかし、初日の挨拶は、
「本日から再びお世話になります。改めてよろしくお願いいたします」
と伝えれば十分です。
以前の上司には、
「また働く機会をいただき、ありがとうございます」
と一言お礼を加えられます。
以前の同僚には、
「また一緒に働くことになりました。よろしくお願いします」
と自然に挨拶できます。
「なんで戻ってきたの?」
と聞かれても、詳しく話したくなければ、
「いろいろ考えて、またこちらで働くことにしました」
と答えられます。
出戻りだからといって、初日から過去の退職理由や経緯を全部説明する必要はありません。
また働くことになったことを伝える
これからよろしくお願いしますと挨拶する
以前との違いは仕事をしながら確認する
という流れで十分です。
